【2026年度】柏市の保育料・幼稚園補助金|10月改定と申請ガイド
最終確認日: 2026年9月22日
この記事でわかること –
柏市で使える幼児教育・保育の補助金・助成金の全体像 –
制度ごとの金額・対象・申請期限 – 申請の窓口と手順
千葉県北西部に位置する柏市は、つくばエクスプレスや東武野田線が交差する交通利便性の高さとともに、柏の葉キャンパス周辺を中心に教育・研究機関が集積する「教育のまち」としての側面を持ちます。子育て支援にも力を入れており、幼児教育・保育の補助金は国・県の制度に加えて市独自の制度が複数用意されています。ただし、制度は自分から申請しなければ受け取れないものがほとんどです。この記事では2026年度(令和8年度)時点の制度を整理し、申請のタイミングや窓口まで分かりやすくお伝えします。
柏市の補助金・助成金 早見表
| 制度名 | 対象 | 金額(月額上限) | 申請時期 |
|---|---|---|---|
| 幼児教育・保育の無償化(私学助成幼稚園) | 3〜5歳児(所得制限なし)/ 0〜2歳非課税世帯 | 令和8年9月まで25,700円→10月から28,000円 | 利用開始前月までに施設等利用給付認定を申請 |
| 幼児教育・保育の無償化(認可保育所等) | 3〜5歳児(全員)/ 0〜2歳非課税世帯 | 保育料全額無償(上限なし) | 入所申込と同時に自動適用 |
| 預かり保育利用料補助(施設等利用費) | 3〜5歳(新2号)/ 0〜2歳非課税(新3号) | 令和8年9月まで11,300円→10月から12,300円(日額490円) | 四半期ごとに施設経由で申請 |
| 認可外保育施設利用の無償化(施設等利用費) | 3〜5歳(新2号)/ 0〜2歳非課税(新3号) | 令和8年9月まで37,000円→10月から40,300円 | 四半期ごとに保育運営課へ直接申請 |
| 保育料扶助制度(認可外保育施設) | 生後57日〜2歳(0〜2歳)の在籍児 | 月額最大70,000円(認可保育所保育料との差額) | 年4回の償還払い申請(7・10・1・翌4月) |
| 第2子以降の保育料軽減 | 0〜2歳児クラス(認可保育施設)、第2子以降 | 第2子は半額・第3子以降は無料(所得制限なし) | 入所時(自動適用の場合あり) |
| 副食費の免除・補助 | 3〜5歳(市民税所得割77,101円未満、または第3子以降) | 認可保育所等は全額免除、幼稚園利用者は月額上限4,800円 | 施設経由で申請 |
| 市立小学校給食費の完全無償化 | 市立小学校の全児童 | 給食費全額(1食335〜342円相当) | 申請不要・自動適用 |
全国共通の制度(まず押さえる)
幼児教育・保育の無償化
国の幼児教育・保育の無償化制度により、満3〜5歳児クラスの子どもは保育施設の種類を問わず、原則として保育料が無償化されています。柏市でも国制度に沿って制度が運用されており、対象施設ごとに仕組みが異なります。※1
柏市内の私学助成幼稚園を利用する場合は「施設等利用給付(新1号認定)」の申請が必要で、保育料が月額上限まで補助されます。上限額はこれまで月額25,700円でしたが、令和8年10月から月額28,000円へ引き上げられます。※1
一方、新制度移行幼稚園と認可保育所・認定こども園・小規模保育等を利用する3〜5歳児は、保育料が全額無償となります(上限なし)。認可保育所等の場合は入所申込と同時に自動適用されるため、改めて申請する必要はありません。※1
無償化の対象かどうか迷ったときは、以下の記事もご参考ください。
千葉県の制度
千葉県は「チーパス(千葉県子育て応援パスポート)」を運営しており、高校生以下の子どもがいる世帯または妊娠中の保護者を対象に、県内外の協賛店・施設で割引や特典を受けることができます。書類不要・無料で利用でき、スマートフォンのアプリからも活用できます。柏市でもこの制度の窓口が設けられており、転入した際に情報を確認しておくと便利です。※2
柏市独自の制度(ここが本題)

柏市の子育て支援の中で、とくに保護者にとって使い勝手が高いのが、認可外保育施設を利用する世帯への手厚い支援制度です。月額最大70,000円の保育料扶助や、複数子を持つ世帯の負担軽減など、独自の制度を詳しく見ていきましょう。
預かり保育利用料補助(施設等利用費・新2号・新3号認定)
幼稚園や認定こども園1号利用の方が、施設の預かり保育を利用する場合に使える補助です。「保育の必要性あり」の認定(新2号認定:3〜5歳、新3号認定:住民税非課税世帯の0〜2歳)を取得していることが前提となります。※3
補助額は令和8年9月までは月額11,300円(日額450円)が上限ですが、令和8年10月から月額12,300円(日額490円)へ引き上げられます。0〜2歳の非課税世帯向けの上限も令和8年9月までは月額16,300円、10月以降は月額17,700円に引き上げられます。※3
申請は施設経由で四半期ごとに保育運営課へ提出する償還払い方式です。第2期(7〜9月分)は令和8年10月20日(火曜日)が申請期限で、12月末に支給されます。請求期限は施設利用月から2年間です。※3
認可外保育施設利用の無償化(施設等利用費・新2号・新3号認定)
認可外保育施設を利用しながら「保育の必要性あり」の認定を取得している世帯が対象です。施設が「指導監督基準を満たす旨の証明書」の交付を受けていることが利用条件となります。※4
補助額は令和8年9月まで3〜5歳は月額37,000円、0〜2歳非課税世帯は月額42,000円が上限です。令和8年10月からは3〜5歳が月額40,300円、0〜2歳非課税世帯が月額45,700円へ引き上げられます。※4
申請は四半期ごとに保育運営課へ直接提出する償還払い方式で、LoGoフォームによるオンライン申請も利用できます。企業主導型保育施設の地域枠を利用している場合は別途手続きが必要です。※4
保育料扶助制度(認可外保育施設)
柏市ならではの特徴として際立つのが、この保育料扶助制度です。0〜2歳の認可外保育施設利用世帯に対して、月額最大70,000円(認可保育所の保育料との差額)を助成するもので、同種の制度としては近隣自治体と比較しても補助上限が高い水準にあります。※5
対象となるのは以下の条件をすべて満たす世帯です。
- ・保護者と子どもともに柏市に住所があること
- ・両親ともに「保育を必要とする状態」(週16時間以上かつ月64時間以上の就労等)であること
- ・認可外保育施設等(月極め契約)に通園し、認可保育所等に在籍していないこと
- ・認可保育所の保育料を滞納していないこと
補助金額は認可外保育施設の場合が月額最大70,000円、企業主導型保育施設の場合は月額37,000〜37,100円です。住民税非課税世帯は認可外施設無償化(月額42,000円)との調整が行われます。※5
申請は年4回の償還払い方式で行います。
- ・第1期(4〜6月分): 7月1日〜31日申請・8月末支給
- ・第2期(7〜9月分): 10月1日〜31日申請・11月末支給
- ・第3期(10〜12月分): 1月1日〜31日申請・2月末支給
- ・第4期(1〜3月分): 翌年度4月1日〜30日申請・5月末支給
申請は柏市保育運営課の窓口またはLoGoフォームによるオンライン申請が利用できます。なお、求職活動中・育児休業中の方は対象外となっています。※5
第2子以降の保育料軽減(認可保育施設)
認可保育施設(公立・私立保育園、認定こども園、小規模認可保育等)を利用する0〜2歳児クラスにおいて、生計を一にする世帯で2人以上の子どもがいる場合に保育料が軽減されます。3歳以上は無償化の対象となるため、実質的には0〜2歳クラスを対象とした制度です。※6
軽減率は第2子が保育料半額、第3子以降が保育料無料で、所得制限はなく、第1子の年齢制限もありません。認可外保育施設は対象外です。入所時に自動適用される場合もありますが、詳細は保育運営課で確認してください。保育料は年2回(4月・9月)算定されます。※6
副食費の免除・補助
3〜5歳の子どもを対象に、副食費(おかず代)の免除または補助が受けられる場合があります。対象となるのは次のいずれかに該当する世帯です。※7
- ・市民税所得割の合計が77,101円未満の世帯の子ども
- ・所得にかかわらず、第3子以降の子ども(幼稚園・認定こども園1号認定の場合は小学校3年生までの中で第3子以降、その他施設では就学前のうち第3子以降)
補助の内容は施設の種類で異なり、認定こども園・認可保育所の場合は副食費が全額免除、幼稚園を利用する場合は月額4,800円を上限に助成(預かり保育の費用は対象外)されます。申請は施設経由で保育運営課に提出します。※7
令和8年10月改定のまとめ
2026年10月(令和8年10月)は補助上限が3制度同時に引き上げられる節目です。改定内容を整理しておきましょう。
| 制度 | 令和8年9月まで | 令和8年10月から |
|---|---|---|
| 幼児教育・保育の無償化(私学助成幼稚園) | 月額25,700円 | 月額28,000円 |
| 預かり保育利用料補助(新2号・3〜5歳) | 月額11,300円(日額450円) | 月額12,300円(日額490円) |
| 認可外保育施設利用の無償化(新2号・3〜5歳) | 月額37,000円 | 月額40,300円 |
入学後の費用も確認しておく
子育て費用を長いスパンで考えると、小学校入学後の給食費も気になるところです。柏市では令和8年度から市立小学校の給食費を完全無償化しており、全児童を対象に1食あたり335〜342円相当の給食費が無料となっています(申請不要・自動適用)。学校給食費負担軽減交付金と物価高騰対応地方創生臨時交付金を活用した取り組みで、2026年7月に更新が確認されています。※8
中学校については、全員無償化ではなく半額軽減となっています(詳細は柏市公式サイトでご確認ください)が、第3子以降の市立中学校給食費については全額無償化の制度があります。※9
申請方法と窓口

柏市の補助金・助成金の多くは、窓口が保育運営課(柏市役所本庁舎内)に集約されています。私学助成幼稚園の施設等利用給付認定は幼稚園経由での申請も可能です。
オンライン申請(LoGoフォーム)に対応している制度 –
保育料扶助制度(認可外保育施設) –
認可外保育施設利用の無償化(施設等利用費)
償還払い方式の制度(預かり保育補助・認可外無償化・保育料扶助)は四半期ごとに申請期間が設けられているため、申請期限を逃さないよう注意が必要です。申請期限から2年間が請求期限となっており、過去の分を後からまとめて申請することも可能ですが、できるだけ各期ごとに請求しておくほうが安心です。
あわせて知りたい支援制度
- ・
児童手当(国制度):
中学校修了まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の子どもを養育する保護者に支給される国の手当です。所得や子どもの数により支給額が異なります。窓口は柏市こども福祉課です。※10 - ・
子ども医療費助成(マル子):
柏市独自の医療費助成制度があります。対象年齢・自己負担額等の詳細は柏市公式FAQでご確認ください。※11 - ・
チーパス(千葉県子育て応援パスポート):
高校生以下の子どもがいる世帯または妊娠中の保護者を対象に、県内外の協賛店で割引等の特典が受けられます。書類不要・無料で利用できます。※2 - ・
こどもルーム(学童保育):
小学校低学年を中心とした放課後の居場所です。令和8年度入所案内が柏市公式サイトで公開されています。小学校入学前から情報収集しておくと安心です。※12 - ・
こども誰でも通園制度:
保育所等に在籍していない子どもが定期的に保育施設を利用できる制度で、柏市で令和8年度から実施されています。※13 - ・
ひとり親家庭への支援:
児童扶養手当・ひとり親医療費助成など、ひとり親家庭向けの複数の制度があります。詳細は柏市公式サイトでご確認ください。※14
よくある質問
Q1.
認可外保育施設を利用しています。どの補助が使えますか?
3〜5歳の場合は「認可外保育施設利用の無償化(施設等利用費)」が使えます(令和8年9月まで月額上限37,000円、10月から40,300円)。ただし施設が「指導監督基準を満たす旨の証明書」を取得していることが前提です。0〜2歳の場合は「保育料扶助制度」(月額最大70,000円)が使える可能性があります。両方の制度は重複しないため、どちらが適用されるかは利用施設の状況と子どもの年齢によって変わります。詳細は保育運営課にお問い合わせください。
Q2. 所得制限はありますか?
3〜5歳の保育料無償化は所得制限なしで全員が対象です。0〜2歳の無償化は住民税非課税世帯のみが対象となります。第2子以降の保育料軽減(認可保育施設)も所得制限はありません。副食費補助は市民税所得割77,101円未満または第3子以降の世帯が対象です。制度によって所得要件が異なるため、個別に確認することをおすすめします。
Q3.
今年10月に補助上限が変わると聞きました。手続きが必要ですか?
令和8年10月からの引き上げは国の制度改正によるもので、すでに認定・申請済みの方は原則として改めて手続きを行う必要はありません(認定は継続されます)。ただし私学助成幼稚園の手続きに変更が生じる可能性については、柏市保育運営課への確認を推奨します。
Q4.
転入したばかりでも保育料扶助を申請できますか?
保育料扶助制度の対象条件として「保護者・子どもともに柏市に住所があること」が求められます。転入日以降に条件を満たす月分から申請が可能です。申請は年4回の期限制のため、転入時期によっては次の申請期間まで待つ必要がある場合があります。保育運営課に相談しながら申請の準備を進めてください。
Q5. 幼稚園の副食費補助の申請方法は?
幼稚園利用者の副食費補助(月額上限4,800円)は、施設経由で保育運営課へ提出する方式です。詳細な申請書類や時期については、在園する幼稚園または保育運営課にお問い合わせください。
まとめ
柏市の幼児教育・保育の補助制度を整理すると、以下の3点がポイントです。
- 3〜5歳の保育料は施設の種類を問わず原則無償。私学助成幼稚園の上限は令和8年10月に月額28,000円へ引き上げ。
- 認可外保育施設利用の0〜2歳世帯には月額最大70,000円の保育料扶助という、柏市ならではの手厚い支援がある。
- 償還払いの制度は年4回の期限があるため、申請漏れに注意が必要。
小学校入学後も、市立小学校の給食費が全額無償化されているため、子育て費用の見通しを立てやすい環境が整っています。
柏市で子どもの学びをさらに充実させたい方は、幼児教室の活用も選択肢のひとつです。
また、近隣の松戸市の制度と比較したい方は以下の記事もご参考ください。
本記事の情報は2026年9月22日時点で柏市の公式サイトを確認したものです。制度の内容・金額・期限は変更される場合があります。申請の際は必ず柏市の公式サイトまたは担当窓口で最新情報をご確認ください。
参考資料
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柏市「幼児教育・保育の無償化」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「チーパス(千葉県子育て応援パスポート)」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「施設等利用費(預かり保育等)の請求手続き」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「施設等利用費(認可外保育施設等)の請求手続き」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「認可外保育施設の保育料扶助制度」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「保育料(第2子以降の軽減)」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「幼児教育・保育の無償化(副食費の取扱い)」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「小学校給食費の無償化」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「第3子以降の市立中学校給食費無償化」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「児童手当」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「子ども医療費助成(マル子)」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「こどもルーム令和8年度入所案内」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「こども誰でも通園制度」(最終確認日:
2026年9月22日) -
柏市「ひとり親家庭への支援」(最終確認日:
2026年9月22日)