<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>レッジョ・エミリア・アプローチ - Pre edu</title>
	<atom:link href="https://pre-edu-japan.com/education_tag/reggio-emilia-approach/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://pre-edu-japan.com</link>
	<description>小学校受験と幼児教育の専門メディア</description>
	<lastBuildDate>Tue, 16 Apr 2024 06:07:23 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.9.1</generator>

<image>
	<url>https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/04/cropped-owl-32x32.jpg</url>
	<title>レッジョ・エミリア・アプローチ - Pre edu</title>
	<link>https://pre-edu-japan.com</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>幼児教育の種類とは？目的や特徴、主な教育内容について紹介</title>
		<link>https://pre-edu-japan.com/education/016/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[原 由希奈]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 May 2023 06:19:39 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://pre-edu-japan.com/?post_type=education&#038;p=479</guid>

					<description><![CDATA[<p>近年盛り上がりをみせる「幼児教育」。目的や特徴もさまざまで、我が子には何が合うのか、取り入れやすいものはないかと検討中のお父さん・お母さんも多いことでしょう。 この記事では、幼児教育の意義や役割をあらためて振り返るととも [...]</p>
<p><a class="btn btn-secondary understrap-read-more-link" href="https://pre-edu-japan.com/education/016/">続きを読む...<span class="screen-reader-text"> from 幼児教育の種類とは？目的や特徴、主な教育内容について紹介</span></a></p>
<p>The post <a href="https://pre-edu-japan.com/education/016/">幼児教育の種類とは？目的や特徴、主な教育内容について紹介</a> first appeared on <a href="https://pre-edu-japan.com">Pre edu</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-7583010511098439"
     crossorigin="anonymous"></script><br />
<!-- Pre edu_AdSense_1 --><br />
<ins class="adsbygoogle"
     style="display:block"
     data-ad-client="ca-pub-7583010511098439"
     data-ad-slot="1179926827"
     data-ad-format="auto"
     data-full-width-responsive="true"></ins><br />
<script>
     (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></p>
<p>近年盛り上がりをみせる「幼児教育」。目的や特徴もさまざまで、我が子には何が合うのか、取り入れやすいものはないかと検討中のお父さん・お母さんも多いことでしょう。<br />
この記事では、幼児教育の意義や役割をあらためて振り返るとともに、ここ数年で注目されている幼児教育の種類と、その特徴や主な教育内容について紹介します。</p>
<h2>幼児教育は「生きる力」を育むこと</h2>
<p>幼児教育とは、小学校就学前の子どもを対象にした、家庭や地域、幼稚園・保育園で行う教育のことです。「教育」と聞くと、受験などのために低年齢のうちから多くの知識やスキルを身につけさせることを目的とした「早期教育」をイメージしがちですが、文部科学省は幼児教育について次のように定義しています。</p>
<p>“受験などを念頭に置き、専ら知識のみを獲得することを先取りするような、いわゆる早期教育とは本質的に異なる。幼児教育は、目先の結果のみを期待しているのではなく、生涯にわたる学習の基礎を作ること、「後伸びする力」を培うことを重視している”※1</p>
<p>基本的な生活習慣や生活に必要な技能を育て、道徳性のめばえを培い、学習意欲や学習態度の土台となる好奇心・探究心を養うことが、幼児教育の意義であり役割であるといえます。それは、小学校入学以降の「生きる力」をつけ、子どもが生涯にわたって学びつづける「生涯学習者」となるために必要な学びと考えられています。</p>
<p>では、幼児教育にはどのような種類があるのでしょうか。以降では、それぞれの概要と目的、どのようなご家庭におすすめかを紹介します。</p>
<h2>シュタイナー教育</h2>
<p>シュタイナー教育は、オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナー（1861～1925）が提唱した、「すべての子どもはユニークな個性をもって生まれてくる」という理念を基にした教育法です。1919年に、シュタイナーがドイツに「自由ヴァルドルフ学校」を設立した後、世界中に広まり、現在は世界70か国に1,200以上の学校と、59か国に1,900以上の幼稚園があります※2。</p>
<p>シュタイナー教育の目的は、試験で高得点を取れる知識を身につけさせることではなく、“全人（ぜんじん）”としての人間を育むことです。※3<br />
学年ではなく7年周期で区切られるのが特徴で、0〜7歳では「からだ」や「意志」、7〜14歳では「こころ」や「感情」、14〜21歳では「あたま」や「思考」を育てることを重視します。※4<br />
また、シュタイナー学校のカリキュラムには、国語や算数のほか「オイリュトミー」や「フォルメン線描（せんびょう）」といった独自の科目があり、音楽やアート、数学の基礎などを身につけることができます。※5</p>
<p>7歳まで知的教育をしない、学校でテストがないなど、日本の一般的な教育とは方向性が異なります。一方でシュタイナー学校の卒業生は学力が高く、他者への共感に優れ、コミュニケーション力のある大人へと成長していることもわかっています。※5<br />
自ら道を切り拓く意志と「学ぶ意欲」が土台にあるため、結果的に学力の高いお子さまに育つ可能性があるのです。</p>
<p>日本においては、現在、全国に7つのシュタイナー学校と60のシュタイナー園（日本シュタイナー幼児教育協会の加盟園）があります。7校のうち学校法人は2校で、ほかはフリースクールかNPO法人となっており、日本にシュタイナー教育が広く浸透しているとまではいえないのが現状です。※2</p>
<p>一度シュタイナー学校へ入学すると、引っ越しや転勤で一般的な学校へ移った際に、お子さまが馴染むのに時間がかかるかもしれません。幼児期や学童期に思う存分お子さまの感性を育てたい方や、知識面よりも芸術性や数学力を重視したいご家庭におすすめです。</p>
<p>関連記事：<a href="https://pre-edu-japan.com/education/005/">シュタイナー教育とは？特徴やメリット、デメリット、おすすめの教材を紹介</a>
</p>
<h2>モンテッソーリ教育</h2>
<p>モンテッソーリ教育は、イタリア初の女性医学博士であるマリア・モンテッソーリが考案した教育法です。1900年代の初めにブームが起こり、100年以上経った現在でも、世界110か国以上、日本で120以上の幼稚園・保育園でモンテッソーリ教育が実践されています。※7</p>
<p>モンテッソーリ教育では、「子どもは本来自己を教育する力をもっていて、発達段階にふさわしい環境を整えることで、その潜在能力が開花するのを援助すること」を理念として掲げています。日本の教育では大人が教える内容を決めるのが一般的ですが、モンテッソーリ教育における大人の役目は、子どもが本来もつ「自己教育力」を理解しサポートすることに尽きます。※8</p>
<p>モンテッソーリ教育の目的は、自立し、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てることです。※9<br />
特に、3〜6歳の「敏感期」に五感をよく使うことが、将来の専門性や芸術性、道徳性の土台になると考えられています。</p>
<p>また、大人が生きるために働くことと子どもの発達のための活動は同じであるという考えに基づき、「教具」に触れる時間を「お仕事」と呼びます。教具とはモンテッソーリ教育のなかで“教材”のような立ち位置で、「お仕事」には、次の5つの領域（分野）があります。</p>
<ul>
<li>日常生活の練習（運動）の領域</li>
<li>感覚教育の領域</li>
<li>言語教育の領域</li>
<li>算数教育の領域</li>
<li>文化の領域</li>
</ul>
<p>上記のなかでも「日常生活の練習（運動）の領域」は、モンテッソーリ教育の土台です。料理や洗濯といった日常的な家事が教具になるため、自宅で取り入れることも可能です。</p>
<p>モンテッソーリ教育を受けた子どもは、自分の考えをもち、他人の意見に流されず、善悪の判断がきちんとできる、礼儀正しい子に育つといわれています。これらは近年注目されている「非認知能力」というスキルにも共通しています。非認知能力は、成績や学歴、社会人になってからの雇用形態や年収に比例するともいわれています。※10</p>
<p>日本においては現在、モンテッソーリ教育実践園は全国にありますが、学校教育の受け皿はほとんどありません。その一方で、モンテッソーリ教具は比較的手に入れやすく、「おうちモンテッソーリ」としても取り入れやすいのも特徴です。ゴミをゴミ箱に入れる、花瓶に花を生ける、お茶を注ぐなど、「日常生活の練習（運動）の領域」から実践することで、子どもが「自分は自立したひとりの人間なのだ」と自信をもつことにつながります。自宅で継続的に取り入れたい方や、お子さまの感性を育む教材（教具）をお探しのご家庭におすすめです。</p>
<p>関連記事：<a href="https://pre-edu-japan.com/education/006/">モンテッソーリ教育とは？メリットや「おうちモンテッソーリ」、おすすめ教具4選を紹介</a>
</p>
<h2>レッジョ・エミリア・アプローチ</h2>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチは、第二次世界大戦後にイタリア北部にあるレッジョ・エミリア市で始まった幼児教育です。教育心理学者であるローリス・マラグッツィ氏の功績により大きく発展し、今や世界中で注目されています。※11</p>
<p>マラグッツィ氏の詩「子どもたちの100の言葉（Invece il cento c’e）」に象徴されているように、レッジョ・エミリア・アプローチは「子どもたちには教育や社会に主体的に参加する権利がある」と表明しています。※11</p>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチには、「プロジェクト」「ドキュメンテーション」「芸術教育」「環境」という4つの特徴があります。明確なカリキュラムがあらかじめ作られることはなく、子どもたちの興味関心や対話を通して生み出され、「プロジェクト」へと発展します。人と人との関係性や対話を重視し、グループ単位での活動が多いのも特徴といえます。※12<br />
人的環境の一環として特徴的なのが、子どもの創造的活動を支援する「アトリエリスタ」の存在です。施設にはアトリエやミニアトリエといった環境が整備されていることからも、芸術教育を重視していることがよくわかります。※13</p>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチには、好奇心や協同性、創造性など、「非認知能力」を育む効果があります。レッジョ・エミリア・アプローチでは、子ども、保育者、保護者がお互いに協力し合っている関係が特に重要であるとされており、ご家庭に取り入れる価値があるといえます。※14</p>
<p>関連記事：<a href="https://pre-edu-japan.com/education/014/">レッジョ・エミリア・アプローチとは？世界が注目する幼児教育の特徴や効果、家庭での取り組む方法を紹介</a>
</p>
<h2>気になる幼児教育は、まず情報収集を</h2>
<p>ここでご紹介した幼児教育のうち、どれがお子さまに合うのかは、各ご家庭の方針やお子さまの性格によっても異なります。文部科学省が述べているように、幼児教育で大切なのは、目先の結果のみに期待しないことです。お子さまの才能をのびのびと開花させるためにも、気になる教育法を見つけたら、まずはお父さん・お母さんが書籍やインターネットで情報を集めることをおすすめします。メリットだけではなく、デメリットや経験者の声も参考にしながら、ご家庭に取り入れたり、幼稚園・保育園や小学校探しに役立てたりしましょう。</p>
<h2>参考資料</h2>
<p>
<a href="https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/04102701/002.htm">※1 文部科学省 第1章 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の方向性</a><br />
<a href="https://www.freunde-waldorf.de/fileadmin/user_upload/images/Waldorf_World_List/Waldorf_World_List.pdf">※2 Waldorf World List &#8211; Directory of Waldorf and Rudolf Steiner Schools, Kindergartens and Teacher Training Centers worldwide 2021 May</a><br />
<a href="https://www.steiner.ed.jp/faq01/">※3 学校法人シュタイナー学園 よくある質問</a><br />
<a href="https://jaswece.org/education/introduction/">※4 一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会 シュタイナー幼児教育とは</a><br />
<a href="https://www.steiner.ed.jp/curriculum/">※5 学校法人シュタイナー学園 カリキュラム</a><br />
<a href="http://id.nii.ac.jp/1354/00001197/">※6 今井重孝. (2018). イマイ シゲタカ 教育方法に関する一考察 : シュタイナー教育を中心として. 川口短大紀要, 32, 135-147. </a><br />
<a href="https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/26910/aes19-031.pdf">※7 竹田康子. (2014). モンテッソーリ教具の歴史的変遷. 大阪大学教育学年報, 19, 31-48.</a><br />
<a href="https://core.ac.uk/download/pdf/229036609.pdf">※8 長田勇, 立田佐武朗, 小松広子, 立田千陽子, 山根悦子, 堀澤理恵, 岩崎桂子. (2014). モンテッソーリ教育の核心 小池学園研究紀要, 12, 63-80.</a><br />
※9 相良敦子. (2007). お母さんの「敏感期」 モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる. 文藝春秋.<br />
<a href="https://kyoritsu.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&#038;active_action=repository_action_common_download&#038;item_id=3186&#038;item_no=1&#038;attribute_id=18&#038;file_no=1&#038;page_id=28&#038;block_id=27">※10 西坂小百合, 岩立京子, 松井智子. (2017). 幼児の非認知能力と認知能力、家庭でのかかわりの関係. 共立女子大学家政学部紀要, 63, 135-142.</a><br />
<a href="https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00046802">※11 中坪史典. (2018). レッジョ・エミリアの視点から読み解く日本の幼児教育 : 子どもの主体性と保育者のかかわりに着目して. 広島大学大学院教育学研究科紀要, 67, 9-16. </a><br />
※12 アレッサンドラ・ミラーニ (著) 水沢透（訳）. (2017). レッジョ・アプローチ 世界で最も注目される幼児教育. 文藝春秋. <br />
<a href="https://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000632repository_khk2017007">※13 高野牧子. (2017). レッジョ・エミリアの幼児教育における身体表現性. 山梨県立大学人間福祉学部紀要, 12, 83-94. </a><br />
<a href="http://※4 Sydney Gurewitz Clemens 加藤正一（翻訳）レッジョ・エミリア・アプローチ入門—世界の最先端を行く幼児教育から学ぶ (研究所プロジェクト報告)">※14 Sydney Gurewitz Clemens, 加藤正一（翻訳）. レッジョ・エミリア・アプローチ入門—世界の最先端を行く幼児教育から学ぶ (研究所プロジェクト報告)</a></p><p>The post <a href="https://pre-edu-japan.com/education/016/">幼児教育の種類とは？目的や特徴、主な教育内容について紹介</a> first appeared on <a href="https://pre-edu-japan.com">Pre edu</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>レッジョ・エミリア・アプローチとは？世界が注目する幼児教育の特徴や効果、家庭での取り組む方法を紹介</title>
		<link>https://pre-edu-japan.com/education/014/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[水島 なぎ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 04 May 2023 03:42:18 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://pre-edu-japan.com/?post_type=education&#038;p=438</guid>

					<description><![CDATA[<p>レッジョ・エミリア・アプローチは第二次世界大戦後にイタリアで始まった幼児教育であり、1991年にアメリカのニューズウィーク誌で取り上げられたのを機に、世界中で注目されるようになりました。好奇心や協同性、創造性などを育む効 [...]</p>
<p><a class="btn btn-secondary understrap-read-more-link" href="https://pre-edu-japan.com/education/014/">続きを読む...<span class="screen-reader-text"> from レッジョ・エミリア・アプローチとは？世界が注目する幼児教育の特徴や効果、家庭での取り組む方法を紹介</span></a></p>
<p>The post <a href="https://pre-edu-japan.com/education/014/">レッジョ・エミリア・アプローチとは？世界が注目する幼児教育の特徴や効果、家庭での取り組む方法を紹介</a> first appeared on <a href="https://pre-edu-japan.com">Pre edu</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-7583010511098439"
     crossorigin="anonymous"></script><br />
<!-- Pre edu_AdSense_1 --><br />
<ins class="adsbygoogle"
     style="display:block"
     data-ad-client="ca-pub-7583010511098439"
     data-ad-slot="1179926827"
     data-ad-format="auto"
     data-full-width-responsive="true"></ins><br />
<script>
     (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></p>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチは第二次世界大戦後にイタリアで始まった幼児教育であり、1991年にアメリカのニューズウィーク誌で取り上げられたのを機に、世界中で注目されるようになりました。好奇心や協同性、創造性などを育む効果が高く、GoogleやDisneyなどの企業に併設された幼児教育施設でも導入されています。この記事ではレッジョ・エミリア・アプローチについて、その概要や特徴、幼児教育における効果について解説します。</p>
<h2>レッジョ・エミリア・アプローチとは</h2>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチは、イタリア北部にあるレッジョ・エミリア市で生まれた幼児教育に関する取り組みです。第二次世界大戦が終結したわずか６日後に、親たちの手によって建設された幼稚園から始まり、1964年に公立の幼児教育施設ができました。その後も大きく発展できたのは、レッジョ・エミリア市で教育主事などを務めた教育心理学者ローリス・マラグッツィ氏の功績が大きいとされています。※1</p>
<p>ローリス・マラグッツィ氏は、「子どもたちの100の言葉」というメタファーを用いて民主的な教育の基礎を構築し、レッジョ・エミリア・アプローチの理論的リーダーとなりました。※1<br />
「子どもたちの100の言葉」は、レッジョ・エミリア・アプローチの理念である子どもの尊厳や子どもが持っている権利を示したものとされ、マラグッツィ氏がまとめた文献や展覧会のタイトルとしても用いられています。※2<br />
レッジョ・エミリア市で実践されてきたユニークな保育の内容をまとめた「子どもたちの100 の言葉展」が各国で開かれたことで、レッジョ・エミリア・アプローチは世界中に広まりました。※1、3
</p>
<h3>「子どもたちの100の言葉」</h3>
<p>「子どもたちの100の言葉」のもととなったマラグッツィ氏の詩「Invece il cento c’e」にはさまざまな日本語訳があります。イタリアの教育研究者である田辺敬子氏によって『でも、100はある』と題された日本語訳版を一部抜粋してご紹介します。※4</p>
<p><em>子どもには<br />
100通りある。<br />
（中略）<br />
子どもには<br />
100の言葉がある。<br />
（それからもっともっともっと）<br />
けれど99は奪われる。<br />
学校や文化が<br />
頭と体をばらばらにする。<br />
（中略）<br />
つまり<br />
100なんかないと言う。<br />
子どもは言う<br />
でも、100はある。</em></p>
<p>マラグッツィ氏はこのメタファーを通して、子どもたちには教育や社会に主体的に参加する権利があると表明しています。※5
</p>
<h3>街ぐるみの民主的な教育の実践</h3>
<p>子どもたちがもつ権利の表明と具体的な学びの姿については、レッジョ・エミリア市が掲げる指針にも示されています。2014年に同市の公立の幼児学校および保育所に通園する全家庭に配信された指針の冒頭には、「教育は、すべての人、すべての子どもの権利であり、それはコミュニティの責任である」と書かれており、コミュニティ全体が一丸となって乳幼児教育に取り組むことが明記されました。※3</p>
<p>神戸親和女子大学国際教育研究センターの森眞理氏は、レッジョ・エミリア・アプローチにおいて乳幼児教育施設は地域コミュニティの財産であり、現在および将来への投資として位置づけられているとしています。※3</p>
<p>幼稚園・保育所や学校だけで幼児教育を行うのではなく、地域に開いて街ぐるみで乳幼児教に取り組むことが、レッジョ・エミリア・アプローチの理念である民主的な教育の実践において重要なのです。
</p>
<h2>レッジョ・エミリア・アプローチの特徴</h2>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチには、次の4つの特徴があります。</p>
<ol>
<li>プロジェクト</li>
<li>ドキュメンテーション</li>
<li>美術教育</li>
<li>環境</li>
</ol>
<h3>「プロジェクト」とは</h3>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチは、プロジェクトと呼ばれるテーマ発展型活動を中心として実践されます。子どもたちは対話を通してテーマに対する興味を発展させ、知識を深めたり、線画や粘土、立体などさまざまな方法で表現活動を行ったりします。※1<br />
プロジェクトにかかる時間や道筋は明確に決められておらず、カリキュラムは非常に柔軟に設定されています。これは、常に新しい発見を続け試行錯誤しながら取り組むという子どもたちの潜在能力を妨げないためです。※1<br />
実際には数か月にわたって行われ、長いものだと半年から1年ほどかけて行われることもあります。※6</p>
<p>プロジェクトでは4～5人の小グループで協同作業を行い、あるトピックについて掘り下げて研究します。トピックは子どもたち自身が決め、子ども同士あるいは子どもと保育者の対話を通して協同的に進められます。子ども一人ひとりの興味や意見を尊重し、対話や制作、創造的な体験を通して子どもたちの個性を引き出すことがプロジェクトの役割といえます。※7、8<br />
秋草学園短期大学の鹿戸一範氏らがインタビューした公開保育の実例から、実践されたプロジェクトの一例をご紹介します。※7</p>
<h4>「海のプロジェクト」～ 海から広がるあそび～</h4>
<p>海に関わる遊びから派生し、海への興味やイメージを深めるプロジェクトに発展。4グループに分かれてさまざまな「海」を表現することになり、子どもたち同士で話し合ったり調べたりしながら制作に取り組んだ。制作物の展示や、制作物を活用した劇の発表にもつながった。</p>
<h3>「ドキュメンテーション」とは</h3>
<p>ドキュメンテーションとは、子どもの活動を写真や動画など視覚的な資料を用いて可視化することです。活動全体の流れや活動時の子どもの様子を保育者や保護者にも共有しやすく、研修やカリキュラムマネジメントにも活用されています。※9</p>
<p>プロジェクトの過程を写真・ビデオで記録するほか、保育者のメモや子どもたちへの聞き取りを録音したテープなどさまざまな形式があります。例えば、自画像を描くときは、鉛筆で描いて完成ではなく、さらに粘土で自分の顔を作り、そのときの様子を子ども自身の言葉で語ってもらいながら記録します。※5、10</p>
<p>また、子どもたちが制作したアート作品自体もドキュメンテーションととらえられています。制作展で子どもたちの作品とともに制作風景を記録した写真のパネルが飾られるのは、ドキュメンテーションを子どもたち自身や保護者、ときには地域住民に向けて展示公開することで、保育者の学びやご両親の参加を豊かにするためです。※5、7
</p>
<h3>「芸術教育」とは</h3>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチではさまざまな芸術教育に力を入れています。特に特徴的なのは、子どもの表現活動をサポートする「アトリエリスタ」の存在です。大学などで芸術を専攻した保育者や外部講師がアトリエリスタとして、ほかの保育者と子どもの創造的活動を支援します。※8<br />
保育者が描いたお手本を掲示したり、正しい制作方法を押し付けたりすることは、子どもの想像力の妨げになるため推奨されていません。子どものもつイメージを大切にして、さまざまな描画材料を用意したり、対話を通して表現したいものを真摯に受け止めたりしながら、自由な制作活動を支援することが望ましいとされています。※10</p>
<p>造形活動のほか、音楽やダンスを交えた身体表現も取り入れられています。形として残らない身体表現も、前述した「ドキュメンテーション」で写真や映像として記録することで、活動の振り返りや子どもたちの表現への理解を深めるために役立てられています。※8<br />
山梨県立大学の髙野牧子氏が2015年から2016年にかけてレッジョ・エミリア市内の幼児学校の視察を行ったなかで、実際に行われていた多様な芸術教育の一例をご紹介します。※8
</p>
<h4>「光と遊ぶ」というテーマの身体表現活動</h4>
<p>週1回行われる、懐中電灯やLEDライト、プロジェクターなどを用いた活動。プロジェクターで投影した画像の前で白いマントを身に着けた子どもが踊ったり動いたりしながら、マントに映る光や自分の影で遊ぶ子どもが見られた。</p>
<h4>「私の目」というテーマの制作</h4>
<p>子どもたちの目元を撮影した写真とともに、それぞれが選んだ廃材を組み合わせて制作した目の造形を展示。3歳児クラスでは「私の鼻」をテーマにした展示物と、実際にさまざまな草のにおいをかいでみた記録が一緒に展示された。
</p>
<h3>「環境」とは</h3>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチを実践する施設では、中心に食堂やそれぞれの教室に隣接するオープンスペース「ピアッツァ（広場）」が設けられています。ピアッツァと連続して配置された「アトリエ」は創造的活動を促進する空間であり、制作活動に使うさまざまな素材や道具が準備されています。また、各教室には「ミニアトリエ」と呼ばれる小さな空間があり、子どもたちはいつでも自由に自分たちのイメージを表現することができるようになっています。※7</p>
<p>アトリエを運営するのは、前述した「アトリエリスタ」です。そのほかの人的な環境構成として、保育者・保護者・地域住民や行政を結びつける「ペタゴジスタ」といった役割が整備されていることもレッジョ・エミリア・アプローチの特徴といえます。※1
</p>
<h3>レッジョ・エミリア・アプローチとモンテッソーリ教育の違い</h3>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチは、子どもが主体者であり、芸術教育（アート）に力を入れている点でも「モンテッソーリ教育」と共通しています。その一方で、両者にはいくつかの違いもあります。</p>
<p>まず、レッジョ・エミリア・アプローチでは「対話」が重視されているように、人と人との関係性やそこから生じる感情の高まりが重要であるとしています。プロジェクトが数人単位のグループで行われることからも、個人よりもグループ単位での活動が多い、社会的な教育活動であることがわかります。※2<br />
モンテッソーリ教育でもグループ活動は行われますが、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことを目的として掲げており、一人ひとりの子どもにフォーカスした教育内容が中心です。</p>
<p>モンテッソーリ教育には「日常生活の練習（運動）」「感覚教育」「言語教育」「算数教育」「文化」という５つの領域があり、それぞれについてカリキュラムや時間割が体系的に定められています。一方、レッジョ・エミリア・アプローチでは子どもたちの興味関心や対話を通して生み出され、プロジェクトへと発展するため、明確なカリキュラムがあらかじめ作られることはありません。※2<br />
また、モンテッソーリ教育では「お仕事」を通して責任感や自立を養いますが、レッジョ・エミリア・アプローチにおいては、グループで行うプロジェクトへの参加や集団のなかでの権利、責任を持つことへの期待などを通して、責任感や役割意識を身につけていくのです。※2
</p>
<h2>レッジョ・エミリア・アプローチの効果</h2>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチによって育まれる能力の一例として、次のようなものが挙げられます。</p>
<ul>
<li>好奇心</li>
<li>協同性</li>
<li>創造性</li>
</ul>
<p>例えば、プロジェクトのテーマを決める際には、必ず対話を通して子どもたちの興味を発展させます。テーマを大人が与えないことで、子どもたちの「好奇心」をふくらませる効果があると考えられます。<br />
また、グループでコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていく過程で、協同性」が育まれます。グループで知識を深め、協力しながら目標に向かって取り組むことは、責任感や自立心にもつながります。<br />
さらに、レッジョ・エミリア・アプローチの特徴である芸術教育には、「創造性」を育む効果もあるといえます。ドキュメンテーションによる振り返りや、記録から着想を得てさらに発展させることによって、創造性はますます高まっていくとされています。</p>
<p>これらの能力は、いずれも近年重視されている「非認知能力」としても挙げられています。つまり、レッジョ・エミリア・アプローチは非認知能力の育成にも効果があるといえるのです。
</p>
<h2>レッジョ・エミリア・アプローチを家庭での取り組む方法</h2>
<p>コロナ禍の影響でイタリア全土がロックダウンされたとき、マラグッツィ氏の死後に設立された有限会社レッジョ・チルドレンは、家庭で実践できる活動を<a href="https://www.reggiochildren.it/en/athomewiththereggioapproach/">ホームページ</a>に掲載しました。「Athome with the Reggio Approach（家でレッジョ・エミリア・アプローチを）」と題し、次の5つの活動を発信したのです。※3</p>
<ol>
<li>「待っている間の物語」……教師たちによって録音された物語選集</li>
<li>「家で一緒に遊ぼう」……各家庭で発明して遊べるゲームの助言と提案</li>
<li>「学校を家庭へ」……数学や描画に関する小さなプロジェクト</li>
<li>「天と地の幼児わらべ歌となぞなぞ」……多様な言語によるわらべ歌の選集</li>
<li>「家で本屋さん」……レッジョ・チルドレン本屋が選んだ本の紹介</li>
<ol>
<p>この5つの活動をそのままご家庭に取り入れるのは難しいかもしれませんが、主な要素に絞って取り入れることは可能です。例えば、各家庭で遊べるゲームや、数学や描画に関する小さなプロジェクトは家庭でも実践できます。実践にあたっては、お子さまとの対話を重視し、興味関心を引き出しながら活動を行うことで、レッジョ・エミリア・アプローチにおける「プロジェクト」の要素を取り入れることができます。また、お子さんと一緒に何らかの活動をしたときは、テーマを見つけたときの対話や活動内容をメモや写真として記録することで、「ドキュメンテーション」の要素を取り入れることもできます。</p>
<p>レッジョ・エミリア・アプローチでは、子ども、保育者、保護者であるご両親がお互いに協力し合っている関係が特に重要であるとされています。※4<br />
このことからも、家庭においてレッジョ・エミリア・アプローチを取り入れる価値があるといえます。
</p>
<h2>参考資料</h2>
<p><a href="https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00046802">※1 中坪史典. (2018). レッジョ・エミリアの視点から読み解く日本の幼児教育 : 子どもの主体性と保育者のかかわりに着目して. 広島大学大学院教育学研究科紀要, 67, 9-16.</a><br />
※2 アレッサンドラ・ミラーニ (著) 水沢透（訳）. (2017). レッジョ・アプローチ 世界で最も注目される幼児教育. 文藝春秋.<br />
<a href="https://kobe-shinwa.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&#038;active_action=repository_view_main_item_detail&#038;item_id=3339&#038;item_no=1&#038;page_id=13&#038;block_id=39">※3 森眞理. (2021). コロナ禍におけるイタリアのレッジョ・エミリア市の乳幼児教育が示唆すること : 参加・対話・連帯に着目して. 国際教育研究センター紀要, 6, 1-10.</a><br />
<a href="https://aichi-pu.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&#038;item_id=2146&#038;item_no=1&#038;attribute_id=22&#038;file_no=1">※4 Sydney Gurewitz Clemens 加藤正一（翻訳）レッジョ・エミリア・アプローチ入門—世界の最先端を行く幼児教育から学ぶ (研究所プロジェクト報告)</a><br />
<a href="https://yamanashi.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&#038;active_action=repository_view_main_item_detail&#038;item_id=546&#038;item_no=1&#038;page_id=30&#038;block_id=67">※5 濵田真一. (2011). Loris Malaguzzi の幼児教育思想に関する研究 : 「子どもたちの100 の言葉」というメタファーに焦点を当てて. 教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要, 16, 51-57.</a><br />
<a href="https://cir.nii.ac.jp/crid/1050845763704513792">※6 杉浦英樹. (2004). プロジェクト・アプローチにおけるプロジェクトモデルの妥当性 : レッジョ・エミリアの理論と実践による検討. 上越教育大学研究紀要, 23:393-427.</a><br />
<a href="https://akitan.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&#038;item_id=126&#038;item_no=1&#038;attribute_id=22&#038;file_no=1">※7 鹿戸一範、豊泉尚美、伊藤明芳 「日本の保育現場に生かすレッジョ・エミリアの幼児教育アプローチ　―プロジェクトの実践から―」</a><br />
<a href="https://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000632repository_khk2017007">※8 高野牧子. (2017). レッジョ・エミリアの幼児教育における身体表現性. 山梨県立大学人間福祉学部紀要, 12, 83-94.</a><br />
<a href="https://fuksi-kagk-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&#038;item_id=3716&#038;item_no=1&#038;attribute_id=45&#038;file_no=1">※9 橋川喜美代. (2022). 保育実践の質向上とドキュメンテーション: レッジョ･ エミリア市の 「聴き入ること」の教育をてがかりに. 関西福祉科学大学紀要, 26, 31-42.</a><br />
<a href="https://naragakuen.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&#038;active_action=repository_view_main_item_detail&#038;item_id=1592&#038;item_no=1&#038;page_id=13&#038;block_id=21">※10 今井真理. (2006). 海外における幼児造形教育の思潮. 奈良学園大学紀要, 37, 97-105.</a></p><p>The post <a href="https://pre-edu-japan.com/education/014/">レッジョ・エミリア・アプローチとは？世界が注目する幼児教育の特徴や効果、家庭での取り組む方法を紹介</a> first appeared on <a href="https://pre-edu-japan.com">Pre edu</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>日本の幼児教育の現状は？その特徴や海外との比較、幼保小連携についても解説</title>
		<link>https://pre-edu-japan.com/education/013/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[岡部 美由紀]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 03 May 2023 23:58:29 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://pre-edu-japan.com/?post_type=education&#038;p=433</guid>

					<description><![CDATA[<p>現在の日本の幼児教育（小学校に入る前の子どもたちへの教育）の礎となっているのは、今から70年以上も前に制定された法律であることをご存知でしょうか。当時とは時代も変わり、教育や生活の水準が向上する反面、幼児教育が行われる環 [...]</p>
<p><a class="btn btn-secondary understrap-read-more-link" href="https://pre-edu-japan.com/education/013/">続きを読む...<span class="screen-reader-text"> from 日本の幼児教育の現状は？その特徴や海外との比較、幼保小連携についても解説</span></a></p>
<p>The post <a href="https://pre-edu-japan.com/education/013/">日本の幼児教育の現状は？その特徴や海外との比較、幼保小連携についても解説</a> first appeared on <a href="https://pre-edu-japan.com">Pre edu</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-7583010511098439"
     crossorigin="anonymous"></script><br />
<!-- Pre edu_AdSense_1 --><br />
<ins class="adsbygoogle"
     style="display:block"
     data-ad-client="ca-pub-7583010511098439"
     data-ad-slot="1179926827"
     data-ad-format="auto"
     data-full-width-responsive="true"></ins><br />
<script>
     (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></p>
<p>現在の日本の幼児教育（小学校に入る前の子どもたちへの教育）の礎となっているのは、今から70年以上も前に制定された法律であることをご存知でしょうか。当時とは時代も変わり、教育や生活の水準が向上する反面、幼児教育が行われる環境も大きく変化してきました。海外における幼児教育と比較しながら、現在の日本の幼児教育についてみていきましょう。</p>
<h2>日本の幼児教育とは</h2>
<h3>教育基本法とは</h3>
<p>教育基本法は日本の教育における基本事項を定めた法律です。1947年に制定され、約60年後の2006年に改正されました。年月が経つにつれ、教育や生活の水準が向上する一方で、少子高齢化や都市化による核家族化も進んでいます。教育環境が大きく変化してきたことを受けて新しい時代にふさわしい教育改革が必要となり、2006年に初めて改正されることとなりました。</p>
<p>子どもの学ぶ意欲や家庭での教育力の低下が注目されており、教育に対する取り組み方の重要性がますます問われています。<br />
教育基本法第1条には、教育の目的として「人格の完成」「国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成」と記されています。つまり、教育とは人を育てることであるとわかります。</p>
<p>2006年の改正では、「教育の目標（第2条）」、「生涯学習の理念（第3条）」、「教育の機会均等（第4条）」が新設されました。そのほかにも新設された条文は数多くありますが、第11条においては「幼児期の教育」が新設され、小学校に入る前の子どもたちへの「幼児教育」が明記されたのです。<br />
改正教育基本法第11条には、「幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであることにかんがみ、国及び地方公共団体は、幼児の健やかな成長に資する良好な環境の整備その他適当な方法によって、その振興に努めなければならない。」とあります。※1、2
</p>
<h3>幼児教育の意義と役割</h3>
<p>文部科学省によると、幼児とは小学校就学前の子どもを意味し、幼児教育とは幼児が生活するすべての場において行われる教育の総称であるとしています。つまり、広義には保育所や幼稚園だけでなく、家庭や地域社会も含まれます。</p>
<p>幼児教育と聞くと、小学校入学準備のための教育と思われがちですが、そうではありません。また、受験などのために幼い時期から教育することで子どもに多くの知識やスキルを身につけさせる早期教育とも異なります。幼児教育は目先の結果のために行うものではなく、生涯にわたる人間形成の基礎を育む重要なものとなります。</p>
<p>幼児教育には、幼児の内面や気持ちに働きかけ、その子の良さや可能性を引き出してあげること、そしてそれらを伸ばしていくことが求められています。また、五感を使い、多様な活動や経験をして、意欲や好奇心、探求心など育むことも必要です。特に幼児期はさまざまなことを吸収しやすい時期です。知識や技能、思考力、判断力、表現力をはじめ、人間としてたくましく生きるための「生きる力」を育む大事な時期なのです。※3、4
</p>
<h2>日本の幼児教育の特徴</h2>
<figure><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_本文_shutterstock_2234657475-1-600x300.jpg" alt="日本の幼児教育" width="600" height="300" class="alignnone size-medium wp-image-1194" srcset="https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_本文_shutterstock_2234657475-1-600x300.jpg 600w, https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_本文_shutterstock_2234657475-1-768x384.jpg 768w, https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_本文_shutterstock_2234657475-1.jpg 799w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></figure>
<h3>日本の幼児教育が行われる主な施設</h3>
<p>日本の幼児教育に関する主な施設として、保育所、幼稚園、認定こども園などがあります。2019年10月から幼児教育・保育の無償化が始まり、家庭における経済的負担は緩和されました。</p>
<p>幼児教育・保育の無償化は幼稚園、保育所、認定こども園、地域型保育などを利用する３歳から５歳までのすべての子どもを対象としています。利用料は無償化されますが、バス送迎や食材料、行事などにかかる費用については、これまでと同様に保護者が負担します（一部、家庭環境によりおやつなどの副食費が免除されるケースもあります）。</p>
<p>0歳から2歳までの子どもは、住民税非課税世帯のみ利用料が無償化となります（保育所等を利用する第2子は半額、第3子以降は無償）。※4<br />
なお、自治体によっては0歳から2歳の第2子の保育料について所得制限なく無償化する方針を掲げているところや、給食費についても無償化にしている自治体もあります。今後も幼児教育・保育の無償化の幅が広がることが期待されています。
</p>
<h3>日本の幼児教育の特徴</h3>
<p>日本の幼児教育の特徴として、主に次の7項目が挙げられます。</p>
<ol>
<li>子どもの主体的な遊びや活動を重視している</li>
<p></p>
<li>保育者が子どもの遊びと生活を指導するとともに、自発性を引き出し、自立を促す</li>
<p></p>
<li>認知能力と非認知能力の両方の発達を重視し、子どもたちの心の安定を図る</li>
<p></p>
<li>具体的な教育方法は現場の保育者に委ねられている<br />
保育者が好き勝手に保育をするということではなく、計画（Plan）、実践（Do）、評価（Check）、対応や改善（Act）を踏まえた教育となっています。</li>
<p></p>
<li>幼児教育の研究と実践が深く結びついている</li>
<p></p>
<li>幼児教育の現場に近い人や現場の経験者が行政の指導者となっている</li>
<p></p>
<li>民間企業が充実している<br />
私立幼稚園も多く、民間企業が提供する幼児向け商品やサービス、教材などが豊富にあります。※4、5、6</li>
<p>
</ol>
</p>
<h2>海外と比較した日本の幼児教育</h2>
<h3>幼児教育の国際調査TALIS Starting Strong（OECD国際幼児教育・保育従事者調査) </h3>
<figure><img decoding="async" src="https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_shutterstock_1401775049-1-600x300.jpg" alt="OECD" width="600" height="300" class="alignnone size-medium wp-image-1195" srcset="https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_shutterstock_1401775049-1-600x300.jpg 600w, https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_shutterstock_1401775049-1-768x384.jpg 768w, https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_shutterstock_1401775049-1.jpg 800w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></figure>
<p>続いて、日本の幼児教育と海外の幼児教育を比較してみましょう。<br />
OECD（経済協力開発機構）は、2018年に幼児教育の保育者（園長・所長を含む）を対象とする初めての国際調査「TALIS Starting Strong」を行いました。日本を含めた9か国（チリ、デンマーク、ドイツ、イスラエル、アイスランド、日本、韓国、ノルウェー、トルコ）を対象として、保育者の実践内容や勤務環境、研修状況などを調査し、2019年10月に結果を公表しています。※7<br />
この結果からわかったことをいくつかご紹介します。※8</p>
<h4>保育者間の協同</h4>
<p>日本の幼児教育に携わる保育者間の協働については、「子どもの育ちや生活の評価について話し合う」「特定の子どもや発達やニーズについて話し合う」「子どもの育ちや学び、生活の充実のための働きかけについて話し合う」「活動計画について話し合う」などの項目でほかの参加国よりもポイントが高く、保育者間の協働がよく行われているという結果がみられました。一方、「ほかの保育者の実践についてフィードバックを与える」という項目については参加国の中で最も低いことがわかりました。</p>
<h4>保護者とのコミュニケーション</h4>
<p>保護者とのコミュニケーションについては、「保護者会への出席や園だよりの配布など、公式なコミュニケーションを月1回以上行っている」と回答した割合が参加国の中でも最も高い結果となりました。また「保護者との日常的な会話や連絡を毎日行っている」と回答した割合は、ノルウェー、デンマークに次いで3番目に高く、日本の幼児教育においても保護者とのやり取りを大事にしていることがうかがえます。</p>
<h4>保育者の仕事時間および保育者の満足度</h4>
<p>保育者の仕事時間については、常勤の保育者の週当たりの仕事時間は50.4時間と、参加国の中で最も長いことがわかりました。特に、勤務年数が3年以下の常勤保育者が、3年を超えた保育者より勤務時間が長い傾向にありました。</p>
<p>そのうえで、職務に対する給与に満足している日本の保育者の割合は参加国中で２番目に低く、全体の満足度においても低い傾向にありました。</p>
<p>しかしながら、日本の保育者は専門性向上のための活動や研修に参加している割合が高く、研修などに対するニーズも高いことがわかっています。</p>
<h4>仕事に対する満足度</h4>
<p>保育者は、保護者または子どもからは高く評価されていると感じているものの、広く社会的に評価されているという感覚は低いという結果が出ています。<br />
どの国においても、物的支援、財政的支援、保育者の不足が最も保育者のストレス要因となっているようです。</p>
<h3>日本とスウェーデンの比較</h3>
<figure><img decoding="async" src="https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_shutterstock_2173892687-1-600x300.jpg" alt="スウェーデンの教育" width="600" height="300" class="alignnone size-medium wp-image-1197" srcset="https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_shutterstock_2173892687-1-600x300.jpg 600w, https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_shutterstock_2173892687-1-768x384.jpg 768w, https://pre-edu-japan.com/wp-content/uploads/2023/05/013_shutterstock_2173892687-1.jpg 800w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></figure>
<p>「TALIS Starting Strong」の調査対象国には含まれていませんが、福祉国家として知られる北欧のスウェーデンでは、生涯学習の出発点として質の高い幼児教育が行われています。<br />
スウェーデンの保育環境と日本の保育環境を比べてみましょう。</p>
<h4>スウェーデン保育の歴史</p>
<h4>
<p>スウェーデンは高福祉、高負担、男女平等の考えが進んでいる国です。保育に関しては日本と同様に幼稚園と保育園が存在していましたが、1975年に保育施設の一元化を目指す法律が施行されました。すべての子どもに525時間の無償保育を保障し、就学前学校に通う権利が与えられたのです。6歳児に関しては、基礎学校の就学前クラスに移行し、無償教育を行っています。なお、0歳児に対しては、両親の育児休業、保険制度の充実、短時間無償保育の適用などにより、基本的には家庭保育が行われています。<br />
日本の幼児教育無償化が3歳から5歳を対象としている点と比べると、スウェーデンのほうが、無償保育がより充実していることがわかります。</p>
<p>スウェーデンの保育実践は、イタリアのレッジョ・エミリア市が行ってきた保育実践「レッジョ・エミリア・アプローチ」に大きな影響を受けています。具体的には、幼児の「できないこと」に注目する保育から「人間力（やろうとする、熱中していることなど）」に目を向け、保育者の意識改革を行いました。子どもの成長や学びを観察し、ドキュメンテーション（子どもの言葉や行動、保育者から見た様子などを記録したもの）を作成して振り返りと評価を行い、発展させることに重きを置いています。※9<br />
日本にはレッジョ・エミリア・アプローチを導入している幼児教育施設はまだ少なく、保育方針にも違いがあることがうかがえます。</p>
<p><a href="/education/014/">関連記事：レッジョ・エミリア・アプローチとは？世界が注目する幼児教育の特徴や効果、家庭での取り組む方法を紹介</a></p>
<h4>スウェーデンの就学前学校の特徴</h4>
<p>スウェーデンでは、保護者が園生活に深く関わっています。特に入園後すぐの時期は、子どもが園での生活に慣れるまで数日間は親子一緒に園で過ごすのが一般的です。日本にも保育時間を短縮する「慣らし保育」はありますが、入園式翌日からは一緒に登園することがなくなるケースが大半です。※9</p>
<p>また、スウェーデンの保育環境にはいくつかの特徴があります。<br />
まずは、保育スペースの広さです。保育室は年齢ごとに分かれていてそれぞれが3部屋ほどもあります。年齢ごとに保育室に玄関や着替えスペース、遊びスペース、休息スペースがあるのです。また、日本の場合は保育室で給食を食べることが多いですが、スウェーデンは食事するためのスペースが別にあります。<br />
自然物との触れ合いも大切にしており、保育施設の近くには森があったり、アトリエにも制作の材料として葉っぱや枝などが豊富に備えてあったりします。<br />
さらに、スウェーデンでは保育に携わる人的環境も豊かです。例えば、5 歳児クラスの場合、スウェーデンでは20名程度の幼児に対して保育者3人が必要とされています。※9<br />
一方、日本の配置基準は自治体によっても異なりますが、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第33条によると、保育所においては満4歳以上の幼児約30名につき保育士は1人以上とされています。※10
</p>
<h2>幼保小連携とは？幼児教育と小学校教育をつなぐ</h2>
<h3>幼保小連携とは</h3>
<p>ここからは、日本の幼児教育において近年重視されている「幼保小連携」について解説します。<br />
小学校に入学した子どもが授業中に座っていられなかったり、話を聞けなかったり、別行動をしてしまったりと、小学校の学習や生活になじめないことがあります（小1プロブレム）。幼稚園や保育園での生活から小学校での生活にスムーズに移行するために、お互いの環境の違いを認識し、理解を深める必要があります。こうした理由から、幼稚園、保育園、小学校が連携する「幼保小連携」が求められているのです。</p>
<p>幼保小連携活動が子どもに与える影響をいくつか挙げます。</p>
<ul>
<li>小学生は（園児よりも）年上であるという自覚を持ち、自分の成長を感じられる
<li>園児は小学生と接することで小学校入学への不安が減り、小学生になることの期待が高まる
<li>それぞれの発達段階に応じた思いやりの気持ちが育まれる
</ul>
<p>また、幼保小連携は子どもだけでなく、保護者、保育者、教師にとってもメリットがあります。</p>
<ul>
<li>PTAや地区の活動を通して保護者同士のつながりができる
<li>教員、保育者との情報交換の場となる
</ul>
<p>保育参観や授業参観を通して子どもの学びの連続性を認識できたり、指導や教材などの共通点・相違点を把握できたりすることも、幼保小連携の重要な成果といえます。※11
</p>
<h3>幼保小の架け橋プログラム</h3>
<p>さらに、文部科学省では令和4年度からの約3年、モデル地域における実践と並行して「幼保小の架け橋プログラム」を推進していくこととしています。<br />
幼児期は遊びを通して学習の基盤を育む時期です。小学校では幼児期で学んだことをさらに伸ばしていく必要があり、そのためにも幼児教育と小学校教育を円滑につなぐことが鍵となります。</p>
<p>５歳児から小学校１年生にかけての２年間は「架け橋期」と呼ばれており、生涯にわたる学びや生活の基盤をつくる重要な時期です。小学校に入ると、教科が分けられ学ぶ内容や時間も設定されます。集団での遊びを通して学ぶ形式から、小学校では机に向かって先生の話を聞きながら学ぶ形式になるなど、環境も大きく変わります。子どもにとって小学校入学は大きなハードルであり、ここでつまずいてしまうと、小学校生活が嫌になって不登校につながる可能性もあります。</p>
<p>架け橋期の教育を充実させるには、幼保小の連携だけでなく、家庭や地域などの連携も重要となります。幼保小の合同会議の定期的な開催や、コミュニティ・スクールなどを活用した保護者や地域住民の参画を得る仕組みづくりなど、これからもさまざまな取り組みが進められることでしょう。※12、13
</p>
<h2>幼児教育と小学校教育の特徴とは？</h2>
<p>文部科学省では幼児教育と小学校教育の接続を図るために、幼保小の相互理解を促進するのに役立つ資料を公開しています。主に幼保小の関係者を対象として、幼児期の遊びを通した学びと小学校の各教科等の学習のつながりを見える化し、幼児教育と小学校教育の円滑な接続に寄与することがねらいです。幼児教育と小学校教育の特徴を、教育課程等や教育方法などの面から見てみましょう。※14</p>
<h4>幼児教育（幼稚園・保育所・認定こども園）</h4>
</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>教育の目標</th>
<td>「感じる」「気付く」「考える」「工夫する」「興味をもつ」「関わる」等の経験を重視</td>
</tr>
<tr>
<th>教育の方法等</th>
<td>遊びを通した総合的な指導</td>
</tr>
<tr>
<th>幼稚園教育要領等</th>
<td>5つの領域からなる「ねらい」と「内容」（健康・人間関係・環境・言葉・表現）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h4>小学校教育</h4>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>教育の目標</th>
<td>「～できるようになる」「わかるようになる」等の目標への到達度を重視</td>
</tr>
<tr>
<th>教育の方法等</th>
<td>各教科等の目標・内容に沿って選択された教材による授業</td>
</tr>
<th>小学校学習指導要領</th>
<td>各教科等における目標及び内容（国語科・社会科・算数科・理科・生活科・音楽科・図画工作科・家庭科・体育科・外国語科・道徳科・外国語活動・総合的な学習の時間・特別活動）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>続いて、各教科のうち国語科と算数科に注目し、幼児教育と小学校教育それぞれの特徴を解説します。※15、16
</p>
<h3>国語科</h3>
<h4>幼児期の遊びを通した学び</h4>
<p>言葉の楽しさ: 遊びや日常生活のなかで経験したさまざまな感動を言葉で共有することで、話すことや聞くことの楽しさを実感します。<br />
表現力の向上: 保育者や友達とのコミュニケーションを通じて、絵本や物語への親しみを深め、豊かな言葉遣いや表現力を身につけます。<br />
文字への興味: 遊びや生活のなかで自然と文字への親しみや興味が育ちます。具体的には、自分の考えを伝えたり、友達の考えを聞いたりする過程を通して、文字や読み書きに関心を持つようになります。</p>
<h4>小学校の国語科教育の特徴</h4>
<p>目的: 小学校教育の国語科は、生徒が言葉を通じて世界を見る方法や考える方法を学び、言葉を正確に理解し、適切に表現できる資質や能力を育成することを目的としています。<br />
発展: 幼児期に培われた言葉に対する感覚や表現力を活かしながら、小学校では「話すこと・聞くこと」に加えて「書くこと・読むこと」といった文字言語の学習が加わります。<br />
教材と学習活動: 絵本や紙芝居などの児童文化財を活用し、幼児期の学びを生かしながら学習環境を工夫します。言葉の教育は、国語科のみならず、すべての学習の基礎となります。</p>
<h3>算数科</h3>
<h4>幼児期の遊びを通した学び</h4>
<p>多様な体験: 幼児期の子どもたちは、遊びや日常生活のなかで数や量、形を自然に学びます。これらの活動は、数学的な概念や言語の自然な獲得をサポートします。<br />
実践的な学習: 子どもたちは、遊びのなかで具体的な物を使って数を数えたり、物の大きさや量を比較したりします。このような実践は、数学的概念を理解するための直感的な基礎を築きます。<br />
形と空間の探求: 積み木や空き箱などを使って形を作る遊びは、形や空間に関する感覚を養います。子どもたちはこれらの活動を通じて、図形の性質や関係を無意識のうちに学習します。<br />
生活との関連: 時計や携帯電話など日常生活で見かける物への関心から、時間や数字への理解が深まります。これは、数学的概念を実生活に応用する能力へと発展します。</p>
<h4>小学校の算数科の特徴</h4>
<p>目的: 小学校教育の算数科では、「数学的な見方・考え方」を通じて、子どもたちの数学に対する資質や能力を育てます。実生活との密接な関わりを重視し、実用的な問題解決能力の基礎を形成します。<br />
基礎: 幼児期における日常生活や遊びのなかでの数学的な体験が、小学校での学習の基盤となります。例えば、数を数えたり、物の大きさを比較したりするシンプルな活動が、数と計算の理解へとつながります。<br />
図形の理解: 子どもたちは、遊びを通じて図形の特徴を自然と学びます。例えば、坂道でボールを転がしたり、積み木で遊んだりすることで、図形に関する基本的な性質や空間認識能力が発達します。</p>
<h2>参考資料</h2>
<p><a href="https://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/about/mext_00003.html">※1 文部科学省 教育基本法</a><br />
<a href="https://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/houan/siryo/setsumei.pdf">※2 文部科学省 教育基本法案について</a><br />
<a href="https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/attach/1395402.htm">※3 文部科学省 幼児教育の意義及び役割</a><br />
<a href="https://www.eduport.mext.go.jp/pdf/summary/topic/20191025/20191025-2.pdf">※4 文部科学省 日本の保育・幼児教育の特質と可能性</a><br />
<a href="https://www.eduport.mext.go.jp/journal/needs-seeds/7-2/">※5 文部科学省 日本の幼児教育、7つの特徴</a><br />
<a href="https://www.ocha.ac.jp/intl/cwed_old/eccd/report/hand_J/1_1.pdf">※6 お茶の水女子大学子ども発達教育センター 『幼児教育ハンドブック』</a><br />
<a href="https://www.nier.go.jp/youji_kyouiku_kenkyuu_center/symposium/sympo_r01/">※7 国立教育政策研究所 教育改革国際シンポジウム 幼児教育・保育の国際比較 OECD国際幼児教育・保育従事者調査2018の結果から</a><br />
<a href="https://aska-r.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&#038;item_id=6636&#038;file_id=12&#038;file_no=1">※9 本山ひふみ. (2016). 幼児期の学びに関する日本と北欧の比較研究. 愛知淑徳大学論集, 6, 77-87</a><br />
<a href="https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=82069000&#038;dataType=0&#038;pageNo=1">※10 厚生労働省 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準</a><br />
<a href="https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/057/shiryo/attach/1367255.htm">※11 文部科学省 資料4 保幼小連携の成果と課題（調査研究事業報告書等より）</a><br />
<a href="https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youchien/1258019_00002.htm">※12 文部科学省 幼保小の架け橋プログラム</a><br />
<a href="https://www.mext.go.jp/content/20220307-mxt_youji-1258019_02.pdf">※13 文部科学省 学びや生活の基盤をつくる幼児教育と小学校教育の接続について～幼保小の協働による架け橋期の教育の充実～【概要】</a><br />
<a href="https://www.mext.go.jp/content/20240409-mxt_youji-000035147-1.pdf">※14 文部科学省 幼児教育と小学校教育がつながるってどういうこと？ はじめに</a><br />
<a href="https://www.mext.go.jp/content/20240409-mxt_youji-000035147-3.pdf">※15 文部科学省 幼児教育と小学校教育がつながるってどういうこと？ 国語科</a><br />
<a href="https://www.mext.go.jp/content/20240409-mxt_youji-000035147-4.pdf">※16 文部科学省 幼児教育と小学校教育がつながるってどういうこと？ 算数科</a></p><p>The post <a href="https://pre-edu-japan.com/education/013/">日本の幼児教育の現状は？その特徴や海外との比較、幼保小連携についても解説</a> first appeared on <a href="https://pre-edu-japan.com">Pre edu</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
