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思考力がぐんぐん伸びる!話題の知育アプリ「シンクシンク」を徹底解説

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幼児期の子どもたちに、単なる知識の詰め込み学習をするのではなく、これからの時代に不可欠な「考える力」を育んであげたいと願うお父さん・お母さんは多いことでしょう。一方で、子どもが楽しみながら効果的に思考力を伸ばせるツールを見つけるのは容易ではありません。そんななか注目を集めているのが、知育アプリ「シンクシンク(Think!Think!)」です。シンクシンクは、子どもたちが遊びに夢中になる感覚で、考えることそのものを自然と好きになるように設計された、画期的な知育アプリです。教育のプロフェッショナルによって開発され、国内外で数々の賞を受賞するなど、その教育効果と品質は高く評価されています。

この記事では、シンクシンクの公式サイト情報や公開されている研究結果に基づき、その教育理念や魅力的なコンテンツ、実際の利用者の声、コースの種類や利用料金もあわせてご紹介します。また、同じく思考力育成で注目される「ワンダーボックス」や「さんすう思考力プラス」との比較表も掲載しました。多くの利用者に支持されているシンクシンクの特徴と魅力について解説します。

「シンクシンク」とは? 遊びが学びに変わる瞬間

シンクシンクは、子どもたちの知的好奇心を引き出し、遊びを通して「学ぶ喜び」を発見させることを目指した新時代の教育ツールです。

コンセプトは「考えることが、好きになる」

シンクシンクのコンセプトは、「考えることが、好きになる」です。※1

シンプルかつ重要なこのコンセプトの通り、知識を一方的に教え込むのではなく、子どもたちが自ら考え、試行錯誤するプロセスそのものを楽しめるように設計されています。パズルや図形問題などの面白さを追求したコンテンツを通して、子どもたちは「わかった!」という達成感や知的な興奮を体験し、学ぶことへの意欲が自然と引き出されるのです。

シンクシンクの対象年齢は、4~10歳です。なお、11歳以上の子どもや大人も充分楽しめる内容となっています。各アプリストアの年齢区分では、App Storeは4歳+(対象年齢6~8歳)、Google Playは3歳以上と設定されています。※2、3、4

4~10歳という時期は、論理的思考や空間認識能力といった、生涯にわたる学習の土台となる「思考力」が最も伸びるといわれています。シンクシンクは、この大切な時期の子どもたちに、最適な知的刺激を提供します。

教育のプロが生み出す質の高い学びと信頼の背景

シンクシンクの開発元であるワンダーファイ株式会社(Wonderfy Inc.)の理念と、代表取締役CCOである川島慶氏のバックグラウンド、シンクシンクの外部評価などについて解説します。

ワンダーファイ株式会社の理念

ワンダーファイ株式会社は、「世界中の子どもが本来持っている知的なわくわくを引き出す」ことをミッションに掲げています。知的なわくわくとは、問題が解けたときの感動や鳥肌が立つような感覚であり、すべての子どもが本来もっているものです。それは意欲・思考力・想像力であり、その子がその子らしく輝くための「学ぶ力」につながります。単に知識を教えるのではなく、子ども自身の内なる好奇心や探求心、挑戦心、自分なりの視点や直感、そして創造への意欲を大切にしており、それらを引き出し育むための教材やコンテンツ開発に情熱を注いでいます。※5、6

代表取締役CCO川島慶氏の経歴と教育への想い

ワンダーファイの創業者であり代表取締役CCOを務める川島慶氏は、東京大学大学院工学系研究科を修了しており、教育分野で豊富な経験を持っています。学習塾「花まる学習会」で幼児から中学生までを指導し、東京大学では非常勤講師として大学生にも教えた経験があります。さらに、国内の児童養護施設やフィリピン、カンボジアなどアジア各国での学習支援にも携わってきました。学生時代からベストセラー問題集「なぞぺ~」シリーズの監修に関わり、過去には国際的な算数・数学コンテストである「算数オリンピック」の問題制作も務めました。2017年からは、三重県において数学的思考力育成アドバイザーを務めています。※7

2014年に株式会社花まるラボを創業し、2020年にはワンダーラボ株式会社、そして2022年にはワンダーファイ株式会社へと社名変更しながら、さまざまな教材やコンテンツの開発・提供を続けています。※5、6

川島氏は、大人の意図や理想を押し付けるような教育ではなく、子どもたちが自身の「知的なわくわく」に突き動かされるような学びによって、本当の意味での豊かな世界が実現すると話します。その幅広い教育経験に裏付けられた、子どもの「知的なわくわく」を引き出したいという強い想いが、シンクシンクをはじめとする教材およびコンテンツ開発の根底に流れています。※6

専門家チームによるコンテンツ制作

シンクシンクの問題制作には、川島氏をはじめ、「算数オリンピック」や「世界算数」の問題作成に携わってきた東京大学卒業生を中心とする精鋭チームが関わっています。この専門家チームは、単なる知識の反復ではなく、柔軟な発想力や論理的思考力、空間把握力といった「思考センス」を刺激する「良問」を幼児・小学生向けに設計しています。さらに、5年間にわたる研究授業を通してユーザーである子どもたちの反応を観察し、コンテンツは常に改善され続けています。※1

シンクシンクに対する外部からの評価

シンクシンクは、世界150か国、累計300万人以上のユーザーが使用しています。質の高さと教育への真摯な取り組みは外部からも高く評価されており、Google Play Awardsに異例の複数回入選(2017年および2019年)のほか、Google Best of 2017や日本eラーニング大賞など、数々の受賞歴を誇ります。※1

これらの客観的な評価は、アプリの技術的な完成度やユーザー体験、そして教育的価値を裏付けているといえます。

「思考センス」を育むシンクシンクの教育哲学

シンクシンクが目指すのは、単に問題を解けるようにすることではありません。将来にわたって必要となる、より本質的な「考える力」の土台、すなわち「思考センス」を育むことにあります。

「思考センス」とは?

シンクシンクが育成を目指す「思考センス」とは、考えるための土台となる力のことです。公式サイトによると、次の5分野に分類されています。※1

  • 空間認識(空間や図形を頭の中でイメージする力。見取り・断面・投影・展開の4つ)
  • 平面認識(平面の図形や線を認識する力)
  • 試行錯誤(粘り強く解決策を探る力。場合分けやゴールからの逆算など)
  • 論理(筋道を立てて考える力。複数条件を組み合わせて考える論理的思考力)
  • 数的処理(数を図形的にとらえたり、関係性を見抜いたりする力)

例えば、立体を切断したときの断面を頭の中で想像したり、数字の並びから規則性を見つけたりする際に、この「思考センス」が働きます。これは特定の教科の知識ではなく、あらゆる学びや問題解決に応用できる汎用的な能力といえます。シンクシンクは、この目に見えにくいけれども重要な「思考センス」を、子どもたちが楽しみながら自然と身につけられるように設計されています。

なぜ幼児期に「思考センス」を伸ばすことが重要なのか?

思考センスのなかでも、空間認識や平面認識といった分野は、特に10歳ごろまでに大きく伸びるとされています。※1

幼児期から学童期は、人間の脳、特に思考力の基礎を形成する非常に重要な時期なのです。また、算数や理科はもちろん、文章の読解や複雑な問題への取り組みなど、学校でのさまざまな学習において、自分で考え抜く力が求められます。思考センスが育まれている子どもは、新しい知識や概念を理解し、応用する力が高い傾向にあり、知識習得を伴う学びを「何倍も有意義なもの」にするためにも、幼児期に学びへの意欲や思考力を伸ばすことが重要といえます。

シンクシンクで養われる空間認識能力や論理的思考力は、将来の中学受験などで問われる応用問題(例えば、図形の展開図や断面図の問題)にも直結します。早期に思考センスの素地を作ることは、将来の学術的な成功に向けた「投資」ともいえるのです。

カンボジアなどでの実証実験

シンクシンクの教育効果は、客観的なデータによって裏付けられています。特に注目されるのが、国際協力機構(JICA)および慶應義塾大学と共同で実施された、カンボジアでの大規模な実証実験です。※8

この研究は、教育効果を測定する上で非常に信頼性の高い手法であるクラスターランダム化比較試験(クラスターRCT)を用いて行われました。カンボジアの首都プノンペン近郊にある5つの小学校に通う1~4年生、約1,500人(40クラス)を対象に、3か月間にわたって実施されました 。40クラスをランダムに2つのグループに分け、一方のグループを介入群(シンクシンク実施群)、もう一方のグループを対照群(非実施群)としました。介入群では算数の授業中にシンクシンクを使用し、対照群では通常の算数の授業を受けました。※8、9

3か月後、介入群の子どもたちは対照群の子どもたちと比較して、算数の学力テストとIQテストで測定された認知能力が統計的に有意に向上しました。具体的には、保護者の学歴などの影響を調整した後でも、介入群の児童の算数学力テストの偏差値は5.6~6.7ポイント高く、IQテストの偏差値は7.0ポイントも高かったのです。これは、シンクシンクが学力や知能指数といった具体的な指標にポジティブな影響を与えることを示唆しています。さらに、介入群では子どもの大学進学意向も統計的に有意に高まっており、シンクシンクでの学習体験が子どもたちの将来への意欲にも好影響を与える可能性を示しています。一方で、モチベーションや自尊心といった非認知能力については、この3か月間の実験期間においては、両グループ間で統計的に有意な差は見られませんでした。※9

インドで行われた同様の大規模実験においても、同じ3か月の介入によって、中学生の数学の偏差値が3.7~6.0ポイント上昇しました。インドでは1年間介入するという実験も行われており、小学生の算数の偏差値が4.7ポイント上昇したこともわかっています。※8

このように、シンクシンクの効果は、厳密な学術研究によって裏付けられています。

子どもを夢中にさせるシンクシンクのコンテンツと機能

子どもたちを惹きつけ、お父さん・お母さんからも支持されるシンクシンクのコンテンツと機能をご紹介します。

多彩な問題で飽きさせない!120種類・20,000問以上

シンクシンクには、120種類以上、総問題数20,000問以上という、圧倒的なボリュームの思考力問題が収録されています。そのため、子どもたちは常に新しいタイプの問題に挑戦でき、飽きることなく学習を続けられます。※1

問題は、空間認識、平面認識、試行錯誤、論理、数的処理の5分野に分類されています。いずれも「思考センス」を構成する主要な分野であり、特にパズルや図形回転、展開図などの空間認識と平面認識は、10歳ごろまでに大きく伸びるとされています。また、試行錯誤はどんなものごとに取り組むにあたっても重要な非認知能力にもつながるため、優先的に取り組めるカリキュラムとなっています。※1

例えば、空間認識の分野では、立体に光を当てたときに投影される影の形を考える「シャドーライト」や、さまざまな立体を刀で一刀両断したときの断面の形を考える「いっとうりょうだん」といった問題が出題されます。平面認識の分野では、方眼紙に置かれた複数の点をつないで正方形を作る「しかくハント」などが出題されます。※1

立体や平面をとらえる空間認知能力や観察力は、小学校受験のペーパー試験に頻出の「図形」にもつながります。

関連記事:小学校受験対策「ペーパー」編 ペーパー問題対策の3つのポイントやペーパー学習を嫌がる子どもへの対応も解説

シンクシンクで出題される問題は、単なる知識の確認ではなく、前述の通り算数オリンピックの問題作成にも関わる専門家チームによって作られた「良問」ばかりです。子どもたちが「うーん」と考え込み、「わかった!」というひらめきの瞬間を体験できるよう、難易度やアプローチが工夫されています。

「ついやりたくなる」ゲーム感覚の学び

子どもたちが「勉強」ではなく「遊び」として夢中になれることも、シンクシンクの魅力のひとつです。アプリのデザインやインターフェースは、子どもたちが「楽しい!」と感じられるように作られています。パズルや迷路、図形を使ったゲームなど、直感的で面白いコンテンツが満載です。さらに、タブレットやスマートフォンのタッチ操作(タップ、ドラッグ、スワイプなど)を最大限に活用しており、感覚的に操作できます。子どもたちはすぐに遊び方を理解し、問題に没頭することができます。

重要なのは、この「楽しさ」が学びと直結していることです。問題を解く過程で頭を使い、「わかった!」という成功体験を積み重ねることで、知的な満足感と自信が育まれます。このポジティブな体験が、「もっとやりたい!」という内発的な動機付けにつながり、自ら進んで思考力を鍛える好循環を生み出します。

「やりすぎ防止」1日10分の絶妙な時間制限

デジタルデバイスを使った学習の場合、「やりすぎ」による視力への影響や依存を心配されるお父さん・お母さんも多いかもしれません。シンクシンクはこの点にも配慮しており、1日のプレイ時間に制限を設けています。具体的には、ミニゲームのプレイ回数を1日に最大3問、時間にして合計10分に制限しています。※1

この「1日10分」という制限は、一見短く感じるかもしれませんが、多くのメリットがあります。子どもにとっては集中力が持続しやすく、疲れを感じる前に終了するため、「もっとやりたい!」という意欲を維持したまま翌日を迎えられます。また、毎日の取り組みが短時間で終わることで、学習が負担にならず習慣化しやすいという利点もあります。お父さん・お母さんにとっては、「もうおしまい!」と声を荒らげる必要がなく、安心して子どもにデバイスを渡せるという大きなメリットがあります。アプリ自体が利用時間を管理してくれるため、スクリーンタイムを巡る親子間の対立を避けられます。

なお、制限の設定は「1日区切り(1日に最大3問)」または「1週間区切り(1週間に最大21問)」から選べます。1週間区切りの場合は、毎週月曜にリセットされるため、平日はプレイできない日がある、週末にまとめてプレイしたいといった利用者にもおすすめです。※1

公式サイトに寄せられた利用者の声をご紹介

シンクシンクの公式サイトに寄せられた利用者の声(レビュー)をご紹介します。

「1日3回という回数が、やりすぎずちょうどいい!」(栃木県在住 かんちゃん 4歳・スタンダードコース利用)※1

前述した1日の利用制限は、利用者にとってもポジティブに受け止められていることがわかります。

「子どもたちのほうから進んで取り組んでくれる!」(東京都在住 ゆうちゃん 小6・あやちゃん 小4・じんくん 小1・スタンダードコース利用)※1

お父さん・お母さんが促さなくても取り組めていることから、シンクシンクが子どもの「やりたい」気持ちを引き出し、自発的に楽しんでいることがうかがえます。

「お勉強ぽくないアプローチがよかった!」(京都府在住 Sちゃん 中3・Mちゃん 小5・Yくん 小1・プレミアムコース利用)※1

学習教材らしくない楽しいアプローチが、小学生から中学生まで幅広い年齢の子どもに受け入れられていることがわかります。

これらのリアルなレビューから共通して見えてくるのは、子どもたち自ら進んで取り組み夢中になれる高いエンゲージメント、「勉強」と感じさせない楽しさ、時間制限機能への評価、思考力向上への期待と実感、そして家庭での導入・継続のしやすさです。シンクシンクが、子どもたちだけでなくお父さん・お母さんにとっても価値のある体験を提供していることが伝わってきます。

ほかの学習アプリや知育サービスとの比較

思考力育成に関心のあるご家庭では、ほかの学習アプリや知育サービスなど、シンクシンク以外のさまざまな選択肢も検討されていることでしょう。同じく思考力育成に役立つ人気のサービスである、「ワンダーボックス」と「さんすう思考力プラス」と比較しながら、シンクシンクの特徴と魅力を解説します。
「ワンダーボックス」は、シンクシンクの開発元であるワンダーファイ株式会社が提供する知育サービスです。アプリとキット(教材)を組み合わせたSTEAM教育サービスとして知られています。
また、株式会社ベネッセコーポレーションが提供する「さんすう思考力プラス」は、こどもちゃれんじシリーズでおなじみのキャラクター「しまじろう」が登場し、ゲーム感覚で算数と思考力を学べるアプリとして人気です。

比較表

アプリ シンクシンク
(Think!Think!)※1,2
ワンダーボックス
(WonderBox)※10,11
さんすう思考力プラス※12,13,14
対象年齢 4~10歳 4~10歳 推奨年齢2歳~小学2年生
主な目的/コンセプト 「考えることが、好きになる」
「思考センス」の育成
STEAM教育
思考力・創造力・意欲を引き出す
アプリとキットの組み合わせ
しまじろうと算数を学ぶ
ゲーム感覚で思考力・算数の基礎を習得
伸ばせる能力 思考センス(空間認識、平面認識、試行錯誤、論理、数的処理など) 思考力・創造力・意欲
STEAM分野(科学、技術、工学、芸術、数学)
算数の基礎(数量、図形、論理)
思考力
コンテンツ形式 アプリ(デジタルのみ) アプリ(デジタル)+ キット(アナログ教材) アプリ(デジタルのみ)
コンテンツの特徴 思考力特化のパズル・図形問題
120種・20,000問以上
算数オリンピックチーム監修
多様なSTEAMテーマ(プログラミング、アート、理科実験など)
算数オリンピックチーム関与
算数・思考力ゲーム29種類・10,000問以上
AIで個別最適化されるノングレード教材
しまじろう登場
料金体系(月額目安) フリーコース 0円
スタンダード 450円
プレミアム 980円
3,700円×12か月(一括払い)
4,000円×6か月 または 4,200円/月払い
※きょうだい割:1人追加ごと+1,850円~
無料プラン 0円
シングル 740円×12回(年払)/1,280円(月払)
ファミリー 942円×12回(年払)/1,780円(月払)
※こどもちゃれんじ受講者:シングル740円/月、ファミリー940円/月
※キャンペーン・無料トライアルあり
利用制限 約10分(1日3プレイ)
1週間21プレイも選択可
アプリの時間制限を設定可能(初期設定なし) 無料プラン:1日1トレーニング
有料プラン:回数制限なし
無料体験/プラン フリーコースあり 体験版アプリ・資料請求あり 無料プランあり
開発元 ワンダーファイ株式会社 ワンダーファイ株式会社 株式会社ベネッセコーポレーション

注:上記比較表の情報は、各サービスの公式サイト情報に基づき構成しています。

シンクシンクの独自性

「ワンダーボックス」がアプリとアナログなキット教材の組み合わせで幅広いSTEAM分野を扱うのに対し、シンクシンクはアプリ単体で「思考センス」の育成に特化しています。アプリだけで完結するため、手軽に始めやすい点も特徴です。シンクシンクとワンダーボックスはいずれも算数オリンピックの問題作成チームが関わる質の高い問題を提供していますが 、シンクシンクはその専門チームが設計した思考力問題(パズル・図形)に特化している点が強みです。
「さんすう思考力プラス」は、キャラクターが登場すること、2歳から始められるノングレード教材でありAIによって個別最適化されることなどが特徴であり、算数基礎と思考力に焦点を当てています。一方、シンクシンクはパズルや図形問題を通じた「ひらめき」や「試行錯誤」をより重視する設計といえるでしょう。
また、シンクシンクの特徴のひとつである1日10分という明確な時間制限は、集中力の維持とお父さん・お母さんの安心感につながります。月額450円から(または無料)という価格設定は、ほかの2サービスと比較して非常に手頃であり、導入のハードルが低いといえます。

まとめると、シンクシンクは以下のようなご家庭におすすめです。

  • 手軽に思考力育成を始めたい
  • パズルや図形問題で「考える力」そのものを集中的に鍛えたい
  • 明確な時間制限があるほうが安心できる
  • 費用を抑えたい

シンクシンクのコースと料金プラン

シンクシンクは、家庭のニーズに合わせて選べる複数のコースを提供しています。コースによって利用できるコンテンツや機能が異なるため、求める内容と予算をあわせて検討しましょう。※1、15

フリーコース(無料)

料金:無料
利用制限:1日に1プレイ(約3分)
問題種類の制限:プレイ可能な惑星は、シンクトピアの限られた種類の問題のみ
ユーザー登録:1名
まずはお試しでシンクシンクの世界に触れてみたい方、シンクシンクの雰囲気や子どもの興味を確認したい方に適しています。また、購読手続きをするまでは有料コースに自動的に移行しないので安心です。

スタンダードコース(月額450円)

料金:月額450円
利用制限:1日3プレイ(約10分)または1週間21プレイ
問題種類の制限:プレイ可能な惑星は、シンクトピア、オリンピコ、バベロンの3つ
ユーザー登録:最大3名
シンクシンクを本格的に活用したい家庭向けの基本プランで、プレミアム専用を除くほぼすべての問題・ステージに挑戦可能です。最大3人まで利用可能なので、きょうだいでの利用にも適しています。手頃な価格でシンクシンクの主要コンテンツを十分に楽しめるコースです。

プレミアムコース(月額980円)

料金:月額980円
利用制限: 1日3プレイ(約10分)または1週間21プレイ
問題種類の制限:プレイ可能な惑星は、シンクトピア、オリンピコ、バベロンの3つに加えて、よりハイレベルな論理的思考力が求められるプレミールと、文章題が毎週配信されるアトラニアスの合計5つ
ユーザー登録:最大6名
シンクシンクの全ての機能を最大限に活用したい家庭向けの最上位プランです。プレミアムコース限定のより高難易度の問題を含む、すべてのコンテンツがプレイ可能です。人数の多いご家庭や、より挑戦的な問題に取り組みたい場合は、ぜひプレミアムコースをご検討ください。

プランの選び方と登録方法

まずフリーコースで試してみて、子どもの反応を見ながら有料コース導入を検討するのがよいでしょう。毎日しっかり取り組みたい場合や、きょうだいが3人までの場合は、スタンダードコースがおすすめです。すべてのコンテンツに挑戦したい、難しい問題にも取り組みたい、きょうだいが4人以上といった場合には、プレミアムコースが適しています。
有料コースの登録は、App StoreまたはGoogle Playストアからシンクシンクアプリをダウンロードし 、アプリ内で希望のコースを選択して手続きを行います。有料コースは通常、申込日から起算して1か月ごとの自動更新となります。※3、4

シンクシンクで子どもの「考える力」を育もう

シンクシンクは、単なる時間潰しのゲームアプリではありません。教育のプロフェッショナルが設計した質の高い思考力問題が豊富で、幼児期から学童期に「思考センス」という学習の土台を育むことに特化した知育ツールです。JICA・慶應義塾大学との共同研究で学力およびIQの向上効果は実証されており、世界中の多くのユーザーに利用されている実績もあります。子どもたちがゲーム感覚で夢中になれる一方で、1日10分という絶妙な時間制限によりお父さん・お母さんも安心できます。無料から始められる手頃な料金プランも大きな魅力といえるでしょう。
子どもが自ら考え、問題を解決する喜びを知り、「考えること」そのものを好きになれたら、それは変化の激しい未来を生き抜くために不可欠な一生ものの力といえます。シンクシンクは、子どもの「考える力」を育むきっかけとなるでしょう。

参考資料

※1 シンクシンク公式サイト.
※2 シンクシンク公式サイト. よくあるご質問.
※3 App Store. シンクシンク知育アプリ-子供の思考力・立体図形の教育ゲーム.
※4 Google Play. シンクシンク-知育・子供の思考力-知育アプリ.
※5 ワンダーファイ株式会社公式サイト.
※6 ワンダーファイ株式会社 ニュース・インタビューページ.
※7 ワンダーボックス. ワンダーボックスが育む未来.
※8 PR Times. ワンダーファイ株式会社. 知育アプリ「シンクシンク」で学力、IQが大きく向上。
※9 RIETI独立行政法人経済産業研究所. ノンテクニカルサマリー2019年度.
※10 ワンダーボックス 公式サイト.
※11 ワンダーボックス 公式サイト. 受講料について.
※12 しまじろうクラブ さんすう思考力プラス 公式サイト.
※13 こどもちゃれんじプラス さんすう思考力プラス紹介ページ.
※14 PR Times さんすう思考力プラス リリース記事.
※15 シンクシンク公式サイト. 内容・コースについて.

プレ・エデュ編集部

Pre edu編集部

Pre eduの企画・執筆・編集をしています。小学校受験や幼児教育に関する情報をお届けします。

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